レンタルサーバーの選び方

ホームページを開設する場合はホームページ用のサーバーを用意しなければなりません。レンタルサーバーを使うのが一般的です。では、そのレンタルサーバーを選ぶにあたってはどのような点を考慮すればいいのでしょうか。

無料サーバーから高額サーバーまで

今は無料え使えるサーバーから高額サーバーまで多種多様なレンタルサーバーサービスがあります。
機能紹介などで明確にわかる違いもありますが、それにしても「なぜこんなに金額が違うの」「無料で十分じゃないの」「うちは規模が小さいから格安サーバーで十分じゃないの」という疑問がたくさん出てくると思います。

やはり「安い」には安いだけの理由があります。
その逆に「高い」には「高いだけの理由があります。
自分にとって何が必要で何が必要ではないかというところからレンタルサーバーを選ぶことが必要です。

選ぶポイント〜自分で比べる場合

ここでいくつかの選ぶポイントを挙げてみます。専門的な観点ではなく、中小企業が自らサーバーを選ぶ時に考えて判断できることに絞りました。必要か否かの判断にお役立て頂ければと思います。

1:作れるメールアドレスの数

従業員一人一人にメールアドレスを持たせたい

という場合、作れるメールアドレスの数に制限があると、思わぬ追加費用が発生します。作成上限数と追加の場合の費用を確認しましょう。

2:使わない機能をPRしていないか

レンタルサーバーは業者間競争が激しくなって来ており、各社で少しでも多くのメリットをPRして新規ユーザー開拓をしています。

中には「それ、必要?」という機能を提示しているところもあります。詳しくない人からすれば「何だかわからないけど、無いよりはあった方がいいだろう」と思ってしまうのですが、無駄な機能のために、使う機能が劣っては意味がありません。

これは有名大手企業の商品にもありますので、よく確認しましょう。

3:操作方法は理解しやすいか

ご自分でホームページを作る場合は、いろいろな作業を行なうことになります。その際に操作方法がわからなくて困ってしまう事のないように、操作マニュアルは契約前に確認できる事が理想です。

しかし、マニュアルを公開することでセキュリティ面のリスクが生じるので公開をしていないことが多いので「どのようなもの(ソフトウェア)が必要なのか」を確認し、そのものの操作が自分で出来るかどうかを判断しましょう。

例:サーバーにホームページのデーターをアップするにはFTPソフトが必要です→自分でFTPソフトをインストールして操作が出来るかどうか

出来ないのであれば、制作会社に任せるのが無難です。

選ぶポイント〜業者が使う場合

次にホームページ制作を業者に頼む予定で、自分自身がサーバーを用意する場合の選ぶポイントです。専門的な知識が必要な部分もありますが、考慮しないで選ぶと後で「この機能は入れられません。サーバー側が対応していないからです」となることもあるので要注意です。

1:サーバーの反応

アクセスしてから実際にページが表示されるまでの時間です。
確かに安いサーバーでは時間がかかります。遅い所だと5秒以上かかる場合もあります。
時間がかかる要因は
・サーバー1台当たりの利用者数が多いので処理待ちになる
・回線が細い(高速道路に対して一方通行の路地のような感じ)のでデータ転送に時間がかかる
・サーバーのスペック(メモリ、CPU)が劣っている
等が考えられます。

一般的には価格が安いと利用者数が多くなるので重くなりやすいです。

2:システムのバージョンが古くないか

WordPressを導入しようとしてWordpressが用意されているサーバーを選んだが、PHPのバージョンが古すぎてアップデートできなかったり、プラグインが動かないという事があります。

多少古いくらいならば対応策がありますが、Wordpressの最新バージョンが使えないくらいのサーバーになると、さすがに使えないサーバーと言えます。
実は安くないサーバーでもこのようなことは起こります。
月に5,000円払っているのにWordpressのバージョンが2世代前のものからアップデートできないという所もあります。

3:「縛り」で使い勝手が悪くないか

安いサーバーは多くのユーザーが利用しているので、その分いろいろな面で配慮がされています。
配慮がされているということは、その分「縛り」も多くなります。
WordPressの管理画面にアクセスするために.htaccessの書き換えを行なわなければならない
のような、他のサーバーでは必要のないことを要求されます。
それにご自身が対応できなければ、使うことが出来なくなってしまいます。

4:制限が多くないか

最近はあまり使わなくなりましたが、CGIプログラムの設置に関して制限があるサーバーがあります。
負荷のかかるプログラムを禁止しているのは一般的なので問題が無いのですが、安いサーバーだと通常使う機能にも制限がかかることがあります。

安いサーバーは利用中に困ることも

自分でやらなければならないことが出てくる

サーバー会社からメールが来て、何かしなければならないような事が書いてあるみたいだが、何をやったらいいのかわからない。そもそも自分は対象なのだろうか?
と悩むことが出てきます。

放置しておくと、ある日突然ホームページに空白部分がでてしまったり、管理画面にアクセスが出来なくなったりなどの現象が発生することもあります。

格安サーバーは、ある程度自分自身で管理が出来るだけのスキルを持っている人にとっては良いものですが、特に経験や知識のない人にとっては使いこなせない可能性もあります。

数ページ程度の小規模で、かつ静的なサイト(情報の更新が無い)や個人的なサイトであればあまり問題はないかもしれませんが、ビジネスとして使う=そこから何らかの効果を期待するホームページであれば、デメリットを理解した上で使うべきでしょう。

特定の機能に特化したサーバーも出てきた

最近は特定の機能に特化したサーバーも出てきました。

ホームページ制作会社に依頼せず、ご自身でホームページ作成から運営まですべて行なうのであれば、こういうサービスを利用するという選択もありです。

ただし「出来ない事」もあるので、十分に希望を満たしているか検証しましょう。良くあるのが「自分が探してきたwordpressのプラグインの動作条件を満たしていないため、インストール出来ない」ことです。

このようなことを防ぐために、先に使うプラグインを全て決めてからサーバーを契約するのが良いでしょう。